よくわかる免疫療法〜最新治療から実績のあるクリニックまでやさしく解説〜
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そして第六世代は…

現在はまだ研究段階の最も新しい治療法、免疫療法の第六世代と分類される活性化CTL増殖法について解説します。

こちらの治療法は、日本ではアクティクリニックで臨床に向けて研究が行われています。

がんを特定して攻撃するCTL細胞を体外で培養

いまだ研究中ではありますが、第六世代と分類される新しい治療法も考えられています。

体内に侵入してきた細菌やウイルス、異質な細胞などを攻撃して除去する能力がある免疫細胞は主に、NK細胞と細胞障害性T細胞(CTL細胞)であるとされています。このうち、特定の抗体を持つ細胞を認識する能力が低く、体内をパトロール中に出会った異物に飛びつく性質が強いNK細胞に対して、特定の抗体を持つ異物を探し出して殺傷することができるのはCTL細胞です。

すなわち、がん細胞に限定して攻撃させたい場合に力を発揮するのは、CTL細胞。そこで、CTL細胞に注目して研究が進められているのが、第六世代の活性化CTL増殖法なのです。

東京・芝のアクティクリニックで研究されている活性化CTL増殖法は、がん細胞を攻撃することができるCTL細胞を体外で培養し、さらに、がん細胞だけを狙い撃ちするよう教育して体内に戻す治療法です。

患者さん一人一人に合ったオーダーメイドのワクチン

現在行われている最新の免疫療法、第五世代の融合細胞療法では、樹状細胞を培養してCTL細胞を活性化させることによってがん細胞に立ち向かう方法でした。

そこから一歩進めた第六世代の活性化CTL増殖法は、CTL細胞を直接培養して増やすという、画期的な方法へと進化しています。がんを探し出して攻撃する働きの強いCTL細胞そのものを培養するわけですから、がん治療の効果が格段に上がることは間違いないでしょう。

CTL細胞ワクチンは、患者さんの体から取り出した細胞を体外で培養して作るもので、患者さんそれぞれのがんの種類や病態に合った、オーダーメイドとなります。

活性化CTL増殖法は、様々な種類のがんに適応するだけでなく、それまでの免疫療法であまり効果が上がらなかった、多発性骨髄腫などの免疫系のがんにも有効であるとされ、期待を集めているのです。

 
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