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第一世代 免疫賦活剤療法

免疫療法の第一世代と分類されている、ワクチンを用いた免疫賦活剤療法について解説しましょう。

第一世代は、基本的には予防接種などのワクチンと同じ原理で、自己の免疫力を高めることでがんを撃退しようという初期の治療法。レンチナンやクレスチンを使った免疫賦活剤療法、丸山ワクチンによる感染免疫療法などがあります。

レンチナンやクレスチンで免疫力を高める治療法

免疫療法の走りと言われる免疫賦活剤療法は、1970年代に登場したレンチナンやクレスチンの投与から始まりました。椎茸から抽出されたレンチナンやカワラタケというキノコから抽出されるクレスチンは、免疫機能全体を高めるという目的で、当時は効果が現れる理由がよく分からないまま用いられていました。

現在では、レンチナンにはマクロファージやT細胞、NK細胞を活性化させる作用が、クレスチンにはNK細胞を活性化させてインターフェロンとインターロイキンを増やす働きがあることがわかり、その仕組みがだんだんと分かってきているようです。

しかし、この方法によってがん細胞を効果的に減らすというよりは、免疫の機能を高めて基礎的な体力をアップさせるために役立つと考えるのが妥当でしょう。

丸山ワクチンによる感染免疫療法

がんの特効薬として有名になった丸山ワクチンは、元々1940年代に皮膚結核の治療薬として誕生したもの。ヒト型結核菌からタンパク質を除去したものを主成分としたワクチンで、意図的に細菌感染を起こすことで自己免疫力を高める、結核の予防接種薬のひとつです。

一時、結核の予防接種薬であるBCGが、がんの治療薬として使われていたこともありますし、丸山ワクチンもほぼ同様の理由で1970年代にがんの特効薬として話題となりました。

しかし、現在のところ、がんへの治療効果を証明することができていないので、医薬品としては未承認。治療を希望する患者さんは、有償治験薬という扱いで治験を引き受けてくれる医師を探して受ける、という手続きを取る必要があります。

 
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