よくわかる免疫療法〜最新治療から実績のあるクリニックまでやさしく解説〜
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免疫細胞の種類

私たちの体の中を、血液に乗って絶えず循環している赤血球には、いろいろな種類の免疫細胞が含まれています。樹状細胞やマクロファージなど、白血球のなかまたちについて、詳しく解説していきましょう。 

樹状細胞とは

名前の通り、木の枝のような突起を周囲に伸ばしている細胞です。主に、皮膚や鼻腔、胃や腸管などの消化器、肺なの外気に触れる部分に存在しているもので、外からの異物に対して、真っ先に飛びつく役割を担っています。

樹状細胞は未熟なうちに異物を取り込んで目印として掲げ、その特徴をほかの免疫細胞に教育する働きも持っています。異物を取り込んで成熟した樹状細胞は、リンパ説などに移動して、B細胞やT細胞など他の免疫細胞に情報を伝えて攻撃するよう促します。

マクロファージとは

アメーバーのように体内を移動しながら、異物を捕食する免疫細胞です。自分の中に取り込んで消化した異物を、細胞の表面に掲げることで、他の免疫細胞に攻撃を促す働きを担っています。さらに、他の免疫細胞を協力して、インターフェロンやインターロイキンなど、免疫機能を活性化させる伝達物質を生み出す機能も持っています。

T細胞とは

T細胞は、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、制御性T細胞などの種類があり、それぞれ異なる役割を担っています。

キラーT細胞は、樹状細胞から体内に侵入してきた異物の情報を受け取ると、その異物を見つけ出して取り付き、排除する働きがあります。

ヘルパーT細胞は、マクロファージや樹状細胞から異物に関する情報を受け取って、免疫を活性化させるサイトカインなどの情報伝達物質を作り出します。

制御性T細胞は、正常な細胞を間違って攻撃してしまわないよう、キラーT細胞の働きを制御する役割を担います。

NK(ナチュラルキラー)細胞とは

ナチュラルキラー細胞と呼ばれている細胞です。常に体の中を巡回していて、細菌やウイルスに感染している細胞、がん細胞などの異質な細胞を見つけると、攻撃して排除します。T細胞のように樹状細胞からの指令を受けなくても単独で攻撃できるので、ナチュラルキラーという名前が付けられているのです。

B細胞とは

骨髄に存在している免疫細胞の一種で、抗体を作る役割を担っています。樹状細胞から異物に関する情報を受けとると、血液の元となる造血幹細胞を原料として、次々と異物に対応する抗体を作り出します。B細胞は、細胞ごとに作り出せる抗体の種類が決まっていると言われていて、抗体に対応する異物が侵入してきた時に活性化して抗体制作を始めます。 

 
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