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先進医療(重粒子線・免疫治療)

がんを治療する方法として、切除手術や放射線治療、放射線治療の3大治療のほかに、研究が進められている新しいタイプの治療法があります。

医学の進歩と共に、日々進化を続けている先進医療について、基本情報をご紹介しましょう。

がんの先進医療とは

日本において、がん治療に関わる先進医療と呼ばれるものは120ほどあると言われています。最近話題となっている、炭素などの重粒子や陽子線を照射する方法特定の免疫細胞を体外で培養して投与する免疫細胞療法なども、この先進医療のひとつです。

実験や治験を繰り返して新しい治療法や薬が開発されると、安全性や効果が証明されたものだけが医療現場で徐々に採用されるようになります。そこからさらに治療実績を重ねて、国からのお墨付きが与えられて初めて、健康保険適用の治療法となり一般に普及します。

医療現場で使用されるようになっているものの、まだ治療実績が浅く保険適用されていない治療法の中で、特に治療を受けたい希望者が多いものは、厚生労働省が特別措置として保険診療との併用を認めています。これが先進医療として分類されている治療法です。先進医療分は健康保険で認められていないので自由診療とされ、治療を受ける際は何があっても自己責任となり、費用も全額自己負担です。

重粒子線治療について

先進医療の中でも、最近話題となっている重粒子線治療について簡単に解説しましょう。

重粒子線治療は、がんの3大治療法のひとつである放射線治療に分類されますが、照射する放射線の種類が若干異なります。

放射線療法は、大別すると光子線と粒子線とに分けられ、現在一般的に行われているX線やガンマ線による放射線治療は光子線治療と呼ばれます。

X線やガンマ線などの光子線は、皮膚の上から照射すると、体表面で放射線量が最大となって体の内部に向かって徐々に減少するという特徴があります。がん組織に到達するころには、放射線量はかなり少なくなってしまうのがネックでした。

それに対して、重粒子線や陽子線などの粒子線治療は、体の表面で放射線量が低く、がん組織の近くで放射線量がピークとなる特徴を持っています。がんの病巣をピンポイントで狙い撃ちでき、正常な細胞へのダメージを抑えることができるわけです。

炭素などの重粒子の場合は陽子よりも粒子が大きいため、がん細胞を殺傷する能力が高く、しかも、体の中の深い部分で急激に放射線量のピークを合わせることができます。皮膚の上から照射しても、表皮やその他の組織を傷つけないので、通常の放射線治療に比べて副作用が少ないことがメリットと言えますね。

さらに重粒子線は、骨肉腫などの放射線が効きにくいタイプのがん、手術が難しい場所にあるがんなどの治療にも効果を発揮するそう。少ない回数で効果が出るので、照射回数が少なく済み、治療の期間が短くできるのも利点です。

進行がんにも有効な免疫療法について

免疫療法は、切除手術や放射線治療、抗がん剤治療に続く、第4の治療法として注目されている先端医療です。身体が本来持つ免疫機能を高めることによってがん細胞を攻撃する、というコンセプトで治療を行います。

がん細胞と同じ目印を持つペプチドワクチンを投与することで、免疫細胞の攻撃力を強化する方や、患者さんの血液から免疫細胞を取り出して体外で培養し、それを投与することでがん細胞への攻撃力を増す方法などがあります。

いずれも、患者さんの細胞を元にワクチン制作や細胞の培養を行いますし、正常な細胞を傷つけることがありませんから、拒絶反応が少なく副作用がほとんどありません

治療は基本的に採血と点滴のみ。抗がん剤や放射線治療と比べて体の負担が少ないので、体力が落ちている患者さんなどにも適合します。治療の作用が全身に及ぶので、転移や再発があちこちに起こってしまっている進行がんの患者さんにも有効です。

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